JRC蘇生ガイドラインについて
JRC蘇生ガイドラインとは、日本蘇生協議会(JRC)が作成する、日本の救急、蘇生に関するガイドラインで、5年に一度改定が行われます。
現在最新のガイドラインはJRC蘇生ガイドライン(以下ガイドライン)2020となっており、2021年7月に発表されました。
救命の手順やAEDの仕様も、このガイドラインに基づいて決められています。
当社も日本の環境・事情に対応した最新のガイドラインに合わせ、ガイドライン2020対応のAED製品関連を製造・開発しています。
ガイドライン2015からの変更内容
JRC蘇生ガイドライン2020における変更内容は以下の通りです。
弊社「ガイドライン2015対応機種」につきましては、AEDの機種・性能・使用方法等に影響が及ぶ変更はないことから、JRC蘇生ガイドライン2020に対応していることをご案内しております。
ガイドライン2020準拠品の出荷について
当社AED製品において「ガイドライン2020対応機種」表示ラベルを貼付した機種の出荷を2022年7月より順次開始しております。(機種によって出荷開始の時期が異なります。)
今後は、JRC蘇生ガイドライン2020変更前と変更後の装置が混在することになります。
ガイドライン2020準拠機種
現在、当社においてガイドライン2020に準拠している機種は以下の通りです。
・AED-3250
・AED-3150
・AED-3151
・AED-3100
・AED-2151
・AED-2152
・TRN-3150
・TRN-3100
上記機種で「ガイドライン2015対応」の機器をお持ちの場合、「ガイドライン2020対応」へのバージョンアップも可能です。(有償)
詳しくは営業員までお問合せください。
厚労省通知と当社の対応について
厚生労働省から発行された通知では、AED本体及び電極パッドの適正使用に関する情報提供等の実施を各製造販売業者に求めています。
これを受け、当社では対象製品をお持ちのお客様に、今後JRC蘇生ガイドライン2020変更前と変更後の装置が混在することをお知らせするお客様文書を随時配布しております。
厚労省通知
令和4年5月26日付 薬生機審発0526第1号 薬生安発0526第1号)
自動体外式除細動器及び体表用除細動電極の適正使用に関する情報提供等の実施について(143KB)
対象製品
非医療従事者向けのAED ならびに 既設のAEDが対象となります。 医療従事者のみが使用する ならびに 耐用期間の満了や保守中止となっているAEDは対象外です。
《対象機種》
AED-2150/AED-2151/AED-3100/AED-3150/AED-3151
《対象外機種》
AED-2100/AED-2152/TEC-2601